6月28日(土)、第1回研修会が司法書士会館において開催されました。
当日は、研修会24名(うちズーム参加者3名) 、懇親会18名と多数の方にお越しいただきました。
第1部は、「抵当権抹消のための清算人選任」というテーマで、昨年会長を務めていただいた諏訪知子会員に事例報告をしていただきました。
被後見人名義の土地に古い根抵当権が設定されていたために、土地売却までに苦労された経験談を、周辺事実とともにビビッドにお話しいただきました。
第2部は、「行政書士の視点からみた登記実務」というテーマで、牛久市に事務所を構えている行政書士の平塚正史先生に講義していただきました。
主な内容としては、①許認可取得予定の会社設立依頼があった場合に注意すべきポイント(特に設立登記時の事業目的)、②農地について、いかに所有権移転を成功させるか(農地法許可、届出、非農地証明、地目変更、相続、持分放棄)の2つでした。
平塚先生には上記内容についてわかりやすくご講義いただいた他、時折、業務を遂行する上でのリアルな現場のお話しもしていただきました。
講義の最中においては質疑応答も盛んに行われ、参加した会員の興味の高さもうかがえた実務的な非常にためになる講義でした。
研修後は懇親会も開催しました。
雰囲気のある座敷において、参加した会員同士お酒を酌み交わし、自由活発に交流をするとても良い時間となりました。