ご挨拶
実行委員長 根本 泰河
実行委員長の根本泰河です。初めて私が関東ブロック研修会の開催を知ったのは、
令和2年、当時の茨城青司協会長から、お話をいただいたときでした。
そのときは、あまり考えずに了承してしまいましたが、新型コロナウイルスの流行により、
研修会が延期や中止となり、これからどうなってしまうのだろうという不安のなかで、
研修会の企画を進めていくこととなりました。
その後、実行委員会を立ち上げたものの、
打合せはもっぱらウェブ会議となり、現地会議に慣れていた身としては、みんな意見を言ってくれるか、
心配がありました。
ところが、各委員積極的に意見を出してくれて、
私も本腰を入れて研修会開催を目指そうと思うようになりました。
研修会の内容を考えるにあたり、私が最初から思い描いていたものは、
新人からベテランまで興味を持ってもらえる研修会です。
あまりテクニカルな研修になりすぎると、
新人がおいてけぼりになってしまい、新人研修のような基礎の基礎を勉強するものだと、
ベテランにとっては退屈に感じてしまうかも知れません。
そこで、司法書士業務の失敗をテーマにすれば、
多くの人に興味を持ってもらえるのではないか、というのが、本研修会のはじまりでした。
その後も、通常の倫理研修の焼き直しにならないようにどうすればよいか、
司法書士業務に関連した研修会にするにはどうすればよいかなど、実行委員会で毎月議論を行い、
研修会を築き上げてきました。
実行委員一丸となり、ときに激しく議論し、知恵を出し合いながら作り上げた研修会です。
参加される方々につきましては、茨城までご足労いただくお手間よりも、
はるかに大きな学びと楽しさをお約束します。
多数の会員の皆様にお会いできることを心より楽しみにしております。
茨城青年司法書士協議会会長
久松 伸一
今回、茨城にて関東ブロック研修会が開催されるにあたり、実行委員会が組織されて約2年が経ちます。当初はあまり意識せずに委員の一人として会議に参加しておりましたが、時を経て、茨城青司協の会長に就任したことで、関東近郊を中心に全国から同志が集まるこの研修会を成功裏に終わらせたいという思いが強くなりました。
本研修会の内容については、実行委員長の想いのもと、司法書士業務の失敗をテーマに試行錯誤の末構築して参りました。青年会らしさや普段の倫理研修との差別化という点を意識しつつ、茨城青司協のチームワークによりご来場の皆さんに満足していただける内容に仕上がったと確信しております。
思い返せば、私の青司協人生は、本研修会の会場であるつくば国際会議場にて6年前に行われた「全青司いばらき全国大会」に関わったところからスタートしたと言ってもよいかと思います。当該大会の荘原実行委員長は、今では全青司の会長となり、当時、青司協人生をスタートさせた私が単位会の会長を務めているのは何だか感慨深いものがあります。
と、それはさておき、やはり青司協の良さは、このような研修会などを皆で企画するうえで、議論し、知恵を出し合い、気が付けば結束して掛け替えのない仲間ができることだと思います。そして、他の地域の同志をお出迎えすることにより、単位会の垣根を越えてその和は広がっていきます。
今回は、その同志の和を広げたいという思いもあり、会場のみの集合型研修会とさせていただきました。日程も一日に凝縮しましたので、お時間に余裕があれば是非茨城観光も楽しんでいただければと思います。どうか、一人でも多くの方に足を運んでいただき、茨城の地から学びとそれ以外の何かを持ち帰っていただければと存じます。多くの同志にお会いできることを心から楽しみにしております。